日光霧降高原 『赤薙山(2,010m)』を歩く

2023年9月10日
行程
東武柏駅(5:51)=東武日光駅(8:18/8:35)=霧降高原バス停:タクシーにて(8:55)霧降高原バス停(9:05)-小丸山展望台(9:57/10:03)-小丸山山頂(10:09)-小丸山分岐(10:10)-焼石金剛(11:04)-赤薙山山頂(11:40/12:20)-丸山分岐(13:35)-霧降高原バス停(14:10/15:12)-東武日光駅(15:40/16:03)-東武柏駅(19:05)・・・解散

台風13号の影響で山行日を決定するのに2転3転もし悩んだリーダーのMさんだったが、結局予定日の翌日の9月10日にすることになりました。当日の天気予報は晴マークであり、気分よく柏駅を出発しましたが日光駅が近づくにつれ雲が空を覆い始め、なにやら不吉な予感。定刻通り日光駅に到着しましたが、バス発車まで40分近くもありみんなで相談した結果山行時間に余裕を持たせる事を優先しタクシーで向かうことにしました。霧降高原バス停に到着すると案の定、周りは霧で覆われていました。霧降高原だから仕方ないかと思いましたが、いずれ天気は回復し青空が望めるようになると心に誓い男性6名、女性5名総勢11名は元気よく出発です。バス停・・・周りは霧。今回はMさんの友人でSさんも参加されました。(このSさん、なんと82歳でも凄い健脚。リーダーのMさんの後ろを全く離れることなく平然とついて行きます。しかもストックなどは使用しません。後で聞いたところ年に3~4回友人と色々な山を歩いているとの事でした。)

ところで、登山口で待ち構えていたのは恐ろしく長い階段です。なんと1445段もある。普通山での階段というと、石段か段差の大きい朽ちかけた木で作られた階段を想像しますが、ここの階段はきっちりとした木材で踏板が作られ、しかも両側にアルミ製の手摺がある立派な階段です。それが1445段の長きに渡ってあるのですから相当な費用をかけて作られたものと思われます。終点が見えない長さです。歩き終えるのに1時間近くかかりました。しかもそこは小丸山の山頂と言ってもよいところです。観光客の人々はここで景色を堪能して帰る事になるのでしょう。私達は赤薙山まで歩きますので、階段とはここでお別れです。小丸山からは笹で囲まれた優しい雰囲気の登山道を少しずつ高度を上げて歩いて行きます。途中、焼石金剛という見過ごしてしまう小さなピークまで2ケ所程のガレ場をも存在します。いつも素晴らしいパフォーマンスで山行の楽しさを倍増してくれるOさん。
今回は「霧の中の少女」?いやいや「自由の女神」でしょう!

唯、焼石金剛を過ぎると登山道の表情が一変しキツイ登りになります。木の根っ子が這った段差の大きい歩き難い、木々に囲まれた登山道を慎重に20分~30分歩き、やっと赤薙山山頂です。(ここでは写真撮る事ができなかったので、キツイ登山道の状態は下山時の写真で想像して下さい)

Tさんと私は先行組から遅れること20分で到着です。先ずは赤薙神社へ参詣し嬉しい昼食です。でも先行組の方の殆どは食事を終了しておりました。山頂は10名がゆっくりと食事が取れる広さはありましたが、3方が木々で覆われており眺望は殆どできないような状態でした。もっとも霧が深かったのでどうしようもなかったです。食事も終わり全員で記念写真を撮り下山開始です。

この山は人気が相当あるらしく、こんな天候でも若いカップルや夫婦連れがたくさん来ていました。私は霧降高原の霧を堪能したので、次回は日光連山などの景色を楽しみたいと思います。計画・リーダーをして頂いたMさん、有難うございました。 写真・記 F

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