新緑の高川山(976m)

2023年5月4日(木)快晴 参加者 男性3名+女性4名の計7名 個人山行

コースタイム 4時間15分 休憩 46分 合計 5時間1分

往路:朝6時柏駅集合、柏 06:06-06:14 新松戸 06:19-07:16 西国分寺 07:27-07:56 高尾 08:09-08:52 初狩 

ハイキングStart 初狩駅 09:07-09:35 高川山登山道入口 09:36-10:40 高川山 10:54-12:24 天神峠 12:25-12:35 峯山 12:44-13:00 オキ山 13:14-13:36 むすび山 13:43-13:48 むすび山登山口 14:00 大月東中学校バス停 14:08 大月駅Goal

復路:大月 14:15-14:51 高尾 14:53-14:59 豊田 15:11-15:22 西国分寺 15:26-16:26 新松戸 16:36-16:44 柏 

初狩駅では山岳警備隊所属のおまわりさんに見送られて09:07出発、車道を歩いて9:32に登山道入り口到着。ここで「チョットコ-イ、チョットコ-イ」と特徴のある野鳥の声が、KOさんにコジュケイの鳴き声だと教えていただいた。調べてみると小綬鶏は、中国原産のキジ科コジュケイ属に分類される鳥で、もともと日本にはいなかったが狩猟用に1919年に東京都や神奈川県で放鳥されたそうである。それで神奈川県方面で多いのかもしれない。

その後、9:54に男坂 女坂の分かれ道に到着、男性陣は男坂、女性陣は女坂を上って合流地点で合流して10:40に高川山山頂に到着。山頂には多くの登山者がいましたが、富士山の眺望がすばらしかったです。

頂上には大月市出身の山岳写真家白簱史朗さん(1933-2019年)を偲んだ御影石の記念碑がありました(写真参照)。白簱さんが2000年1月1日に高川山を登った際に山頂で母親を思って詠んだ短歌「新しき 世紀の朝に 吾立てり 母の愛知りし 高川の峰に」が刻んであります。

予定より早く到着したため昼食は後へ伸ばして出発。高川山山頂から先は登山者はほとんどいません。山頂からの下りは急なところもあって結構膝にきました。途中もみじの新緑がきれいでした。

13:36 おむすび山到着、おむすび山には、第二次世界大戦中に米軍爆撃機を探知するための防空監視「聴音壕」の跡がありました。おむすび山からの下り道にはイカリソウ(錨草)やノイバラ(野茨)の花も見られました(写真参照)。

最後は車道を歩いて14:08にゴールの大月駅到着。大月市のマンホールには、日本三奇矯の一つ「猿橋」、市の花と木の「山ユリ」、「八重桜」、雲に浮かぶ「富士山」、鮎漁で有名な「桂川の鮎」がデザインされていて素敵でした(写真参照)。

大月からは岩殿山の150mの岩壁がよく見えました。下からは岩登りによさそうにみえますが、ぼろぼろの礫岩のためクライミングには向かないそうです。天気が良すぎて私は夏バテぎみで水1.6Lをほぼ完飲でした。

交通費は柏-大月間往復が通常3960円のところをホリデー Suicaパスだと2670円と約33%もお得でした。連休中で混雑すると予想された電車も意外に空いていて往復共に座れて快適でした。ゴールデンウィーク中の大月周辺の山登りはお薦めです。

                            

高川山は初狩駅から歩けて、頂上からは富士山の眺望がすばらしい山です。その後の大月駅までの縦走は下りが急なところもありましたが、登山者も少なくていいトレーニングになりました。天気にも恵まれ、良い山行でした。

 記事・写真 H