北岳(3,193m)
会山行 9月9日(土)~10日(日) 参加者 男性4名
朝3時に車でお迎えいただいて、4時前に柏から高速に乗り出発。早朝とあって、首都高も中央高速も全く渋滞なしで芦安バス停には6時半ころ到着。7:50のバスに乗って、広河原バス停に8:50到着。9:20広河原吊り橋を渡って登山開始。10:38 第一ベンチ(1880m)、11:29 第二ベンチ(2059m)、12:55に白根御池着。小屋テント、クッカー、食料などの重い荷物を背負っての上りはかなりこたえた。テントを張ってから白根御池小屋前のピクニックテーブルでビールで乾杯、S氏お手製の豚の絶品の角煮をつまみにK氏の赤ワイン、H氏のウイスキーをいただく。その後、夕食を摂り6時前には就寝。
コースタイム:1日目 山行 3時間6分, 休憩28分, 合計 3時間34分
S広河原・吊り橋分岐 09:21-09:27 旧広河原山荘 09:47 白根御池分岐 10:38 第一ベンチ(1880m) 10:58 - 11:29 第二ベンチ(2059m) 11:37 - 12:55 白根御池小屋泊
翌朝は3時ころ起きて、朝食、パッキング、荷物を白根御池小屋に預けて4時半出発。出発時には暗かったが。途中でだんだんと明るくなり、06:23 草すべり分岐、草すべりまではかなりの急登ではあるが、前日と違って重い荷物がないため比較的楽であった。6:50小太郎尾根分岐に到着、ここからは目の前の甲斐駒ヶ岳の眺めが素晴らしかった。07:29 北岳肩ノ小屋着、この周辺ののハイマツ帯にはホシガラスが多く観られた。08:12 両俣分岐、08:37 北岳登頂。頂上からは富士山、仙丈岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、鳳凰三山、北アルプスなどの山々の見晴らしがすばらしかった。09:09下山開始、9:26 北岳山荘手前の吊尾根分岐、ここから吊尾根を下る。八本歯のコルまではガレ場が続く。10:15 八本歯のコル着。ここからは、これから下ってゆく大樺沢左俣コース、その先に白根御池キャンプ場、さらに奥には鳳凰三山 地蔵岳の尖塔オベリスクが望める。八本歯のコルから大樺沢左俣までは左手に日本有数の高さ600mの大岩壁、北岳バットレスを間近に見ながら急な木製はしごを下ってゆく。大樺沢左俣まで下ると、次は沢沿いに長い岩のガレ場が続く。北岳周辺はジュラ紀付加体のメランジュなので、大樺沢左俣では赤色チャートと緑色片岩の互層や石灰岩などが見られました。12:15 大樺沢二俣、大樺沢二俣からは沢を離れ、白根御池小屋まで左手の樹林帯をトラバースしてゆきます。12:48 白根御池小屋着。先行したK氏と合流。預けていた大きな荷物を受け取って軽く軽食を摂り13:34 出発、14:28 第二ベンチ(2059m)、 14:43第一ベンチ(1880m) 15:12 - 15:48 白根御池分岐 15:50 - 16:10 旧広河原山荘 16:11 - 16:14 広河原・吊り橋分岐 16:20 広河原インフォメーションセンター、16:40のバスで広河原バス停まで戻り、18時ころ車で帰路に就く。途中中央高速で渋滞に会い、帰宅は11頃となった。
2日目 山行 8時間40分, 休憩 3時間0分, 合計 11時間40分
白根御池小屋 04:42- 06:23 草すべり分岐 06:29 - 06:39 小太郎尾根分岐 06:52 - 07:29 北岳肩ノ小屋 07:51 - 08:12 両俣分岐 08:37 北岳 09:09 - 09:26 吊尾根分岐 09:35 - 09:47 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐 09:56 - 10:15 八本歯のコル 10:29 - 12:15 大樺沢二俣 12:16 - 12:48 白根御池小屋 13:34 - 14:28 第二ベンチ(2059m) 14:43 - 15:02 第一ベンチ(1880m) 15:12 - 15:48 白根御池分岐 15:50 - 16:10 旧広河原山荘 16:11 - 16:14 広河原・吊り橋分岐 16:20 広河原インフォメーションセンター 16:22 ゴール地点
今回の北岳山行は、テント泊のため広河原-白根御池小屋間は重い荷物を背負っての苦しい上り下りであった。また白根御池小屋から北岳までは軽い荷物で快適な登山であったが、大樺沢左俣コースの長い下りのガレ場は足にこたえた。全体としては、雨にも降られず、山頂からは周りの山々の絶景が望め、八本歯のコルからの下りでは、憧れのバットレスの大岩壁を間近に見られて大満足の山行でした。
タイム 15:37
距離 11.2km
のぼり 1827m
くだり 1823m
タイム 15:37
距離 11.2km
のぼり 1827m
くだり 1823m
奥には雲海上の八ヶ岳
奥には雲海上の八ヶ岳
赤色チャートと緑色片岩の互層