両神山 白井差新道コース
2023年6月17日(土)晴れ 参加者 男性6名 女性7名 計13名
登山行程 合計時間 6:26 休憩時間 1:36 距離 7.8 km 上り/下り 1019/1042 m
アクセス 柏駅 5:30=8:50 白井差登山口(山中豊彦氏宅)
白井差登山口 9:06-09:24 昇竜ノ滝 9:27-12:34 両神山 12:40-15:07 昇竜ノ滝 15:11-15:31 白井差登山口
5:30に柏駅で集合して、車3台に分乗して出発、常磐道、外環道、関越道を通って花園ICで高速道を降り、西関東連絡道路/国道140号 国道299号を進む。途中、武甲山がすぐ間近に見える。小鹿野町両神小森の県道367号に入ると舗装はされているが狭い山道を登って行き、8:50頃に標高850m付近の白井差登山口の山中豊彦氏宅に到着した。
山中氏ご夫妻から地図を渡されて登山道の説明を受けてから登山開始。最初しばらくは林道を歩き、渓流沿いの登山道に入る。9:24に昇竜ノ滝に到着、落差20mほどの美しい滝でした。さらに渓流沿いに進み、標高1100m付近で石伝いに渓流を渡る地点でハプニング発生。最高齢のTさんが足を踏み外し、転倒して頭と腕を負傷。ベテランのNさんの指導による適切な応急処置の後、TさんはやはりベテランのMSさんのエスコートで白井差小屋まで下山。翌日の精密検査でも異常は無く、大事に至らなくて幸いでした。
ほかのチームメンバーはさらに登山を続けて、やまびこ橋、オオドリ河原を過ぎ、1250-1300m付近の急傾斜部のジグザク登山道を登って、11:03に標高1360m付近のブナ平で小休止。その後、標高1400m付近の夢見平、標高1470mから1600mにかけてはバイケイソウの大きな群落が数カ所あり、後2週間もしたら見事な花園となることでしょう。12:13に梵天尾根合流点に到着、ここにザックを置いて頂上をめざす。12:18に日向大谷表参道と合流し、最後の鎖場を登って、12:24に山頂到着。狭い山頂には他のグループもいたため、手短に富士山や武甲山、北アルプスなど周りの山を見晴らして、記念撮影をしてから、12:35下山開始。ザックを置いた梵天尾根合流点まで戻って昼食を摂る。その後の下山では、上部で高齢のMYさんの足痛があったが、ロキソニンの服用で対応。下部でやはり高齢のSさんの足が止まり、チームを先行させ、Nさんが前、Hが後ろに付いて転倒に対応しながらゆっくりと下山。15:31に無事に先行チームが待つ白井差登山口に到着。山中氏に登山道整備費一人1000円をお支払いして、両神山登山記念バッジをいただく。
いろいろとハプニングはありましたが、全員大きな怪我もなく、登れたことは幸いでした。
今回登った白井差新道コースは、前半はさわやかな渓流沿いで、後半の急傾斜部はちょうど良い傾斜になるように配慮されてジグザクに登山道が作られ、浮き石も無く、手入れが行き届いた大変登りやすいコースでした。快晴の中で暑さが懸念されましたが、太陽に照らされたのは頂上のみで、ずっと木陰を歩くことができたことも幸いでした。もみじの木も多かったので秋の紅葉シーズンもきれいなことでしょう。