真夏の塔の岳を歩く

搭の岳には驚くほどハイカーが少ない
後方に見える山は丹沢山地の主峰「蛭が岳」
行程 (2025年8月23日 土)
往路 我孫子(5:41)=新松戸・代々木上原経由=渋沢駅(8:09/8:20)=大倉(8:35)
登山 大倉(8:40)-二俣(9:55/10:00)-後沢乗越(10:56/11:07)-鍋割山(12:27/13:10)-
金冷やし(14:12/14:15)-搭の岳(14:35/14:54)-花立山荘(15:20/15:25)-堀山の家
(16:04/16:11)-見晴茶屋(17:10/17:15)-大倉(18:00)
復路 大倉(19:09)=代々木上原・新松戸経由=我孫子(21:37)

8:40 未だ朝の内なのに照り付ける太陽はかなりキツイ!
暑さの所為かバスの中にハイカーはまばら
暑さにもめげず元気に鍋割山経由搭の岳を目指し出発

二俣までは林道を歩く
ハイカーには青年2人組にしか会わず
静かな山だ
暫くするとトレランの人達と続々と出会う
みなさん、練習で鍋割山を往復しているとの事


9:55 二俣到着
普段なら多くのハイカーが一休みして
いる風景だが、誰もいない


10:21 大沢を渡り暫く歩くと
鍋割山で使用するペットボトル
が置いてある


10:29 ペットボトルの置場を過ぎると直ぐに
本格的な登山道になる
急勾配になるが、この辺はまだまだ序の口

10:50 この辺になるともう汗がしたたり落ちてくる状態


10:56 後沢乗越に到着
11:07 写真ではわかりずらいが、後沢乗越からは更に
急勾配が始まる


12:03 後沢乗越から急勾配の登山道を歩いて行くと徐々に
平坦道や木道が現れ始める
しかし身体は暑さと風もない状況でもうヘロヘロ状態
そんな状況でも多くのトレランナーは元気いっぱいだ
走って登って行ったり下ってきたりしている

12:27 ヘロヘロ状態でもなんとか鍋割山に到着。
それでも計画より10分遅れ
少し自信を取り戻すもこの暑さと無風状態では搭の岳は中止になるかな?
と勝手に想像し、一人昼寝をしてしまう。
でも甘かった。女性陣はやる気満々。

13:10 計画より40分遅れで鍋割山を出発
数名がこの山の名物となった鍋焼きうどんを食べていたが
なんと一杯2,000円!
考えてしまう価格だね~

13:15 気持ちを入替え、お気に入りの鍋割稜線を歩き始める
この稜線を歩きたい為に何十回も登っている私です
左奥に搭の岳の尊仏山荘が小さく見えるが、ここから
1時間強で着く距離だ
頑張って行こう!

13:25 気持ちよい稜線を歩く女性陣

鍋割稜線木々の途切れ目からの風景


14:35 頑張ってついに搭の岳に到着
タオルもシャツもザックも全て汗でビショビショ
こんな状態になったのは初めての体験
とにかく尋常でない暑さだ
普段はハイカー達で座る場所も確保できにくい頂上
だが、今日はご覧の通り空き空き


15:20 花立山荘通過
下山後のビールを優先しかき氷は諦め
ひたすら大倉尾根(通称バカ尾根)を下る
16:00 堀山の家で10分休憩


16:45 ただただ木の階段の続く下り一辺倒の歩きずらい
大倉尾根だが、こんな癒される平坦な箇所もある

18:00 無事大倉に下山
レストハウスは18時に閉店の為、又直ぐにバスも発車する為
ビールは渋沢駅に持越し

渋沢駅に到着後、真っ先に飲んだビールでしたが
撮り忘れた為、自宅で再現
*Oさん、Tさんと私の3人での丹沢搭の岳ハイキングでしたが、暑さと風のなさに閉口した汗だくの
山歩きでした。
搭の岳には年間を通して過去何十回となく登っている山ですが、今回のような暑さの中での
ハイキングは初めての経験でした。
こんな暑さの所為か登山中、ハイカーには忘れた頃に出会うという感じでしたが、何故かトレランナ
ーには、大倉から鍋割山まではひっきりなしに出会っていました。
私のお気に入りの鍋割山から大丸までの稜線ではハイカーも少なく、静寂な山を楽しむ事ができまし
た。
初めての丹沢というTさんも搭の岳を踏めたことに満足をされているようでした。
次回は暑さを逃れた秋か雪の季節に歩きたいなと思う搭の岳でした。
記・写真 F

